歯を白くしたい方 よくある質問

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FAPホワイトニングをした後は、漂白効果の後戻りはありますか?
施術後の歯の表面は、フッ化アパタイトという強化カルシウムの層で保護されているので、着色や汚れることはなく、色が後戻りすることはありません。ブラッシングをしっかり行ったり、定期検診を受けたり、日頃の手入れにより白さを保つことができます。ただし、日頃の手入れを怠ると、茶渋などが着色し白さがなくなってしまうこともあります。
施術中の痛みはありませんか?
施術中の痛みはほとんどありません。施術後には人によって痛みを感じることがありますが、ほとんどの方はありません。痛みと言ってもしくしく、スースーとしみる感じです。その場合、鎮痛剤を処方することもあります。ただ、痛みがあっても治療当日だけでひいていきます。
どのくらいの白さになりますか?
歯質により個人差がありますので、実際にFAPホワイトニングをしてみないと、どこまで白くなるのかは正確ではありません。ただ、どんな方でも治療後の口元は明るい印象になるでしょう。
FAPホワイトニングの時間や期間はどれくらいかかりますか?
漂白薬は、1回15分間×2回歯に塗布するので計30分です。カウンセリングなども含めると1回の通院は1時間ぐらいでしょう。1週間に1回のペースで来院していただいて、これを5〜10回行います。お急ぎの場合は相談に応じます。
施術後、歯の変色は起こりませんか?
一般的なホワイトニングは、歯の表面をざらついた凸凹状にしたままなので、歯の表面に着色汚れが付きやすくなり、変色しやすいです。しかしFAPホワイトニングでは、凸凹状にした歯の表面に虫歯予防効果のあるフッ化アパタイトという強化カルシウムを塗布します。そのため歯質を強化しながら歯を白くしていき、変色は起こりにくいのです。
体に悪影響を及ぼすことはありませんか?
施術後は、歯に塗布した漂白薬をすぐ拭き取るので、体内に流れる心配はありません。万が一飲み込んでしまっても、基本的な成分はカルシウムですので自然に体外に排泄されます。ご安心ください。
どの歯にも治療はできますか?
一般的なホワイトニングもFAPホワイトニングも前歯(上下12本)に治療するのが基本です。お口を開けて奥まで見えるときは小臼歯(前歯から4本目)まで治療を受けることができます。噛み合わせたときの上下のバランスを考えて各歯科医院でご相談ください。
入れ歯なのですが、残っている自分の歯に治療できますか?
ご自分の歯でしたらホワイトニングはできます。ご自分の歯が入れ歯と比べて、黄ばんでしまっているときは、FAPホワイトニングで白くするとキレイになります。場合によっては、入れ歯よりも白くなることがありますので、色味などの詳細は各歯科医院でご相談ください。
矯正治療中でもFAPホワイトニングはできますか?
矯正装置が前歯に付いている時期にはホワイトニングすることはできません。矯正治療前でしたら歯質を強くする意味で、FAPホワイトニングを受けることができます。矯正装置を外した後でしたら、もっと効果的です。歯を白くする上に歯質を強化しますので、虫歯予防にもなります。その際は、歯の研磨処置を受けてからFAPホワイトニングを受けてください。
妊娠中でもFAPホワイトニングはできますか?
歯の表面に限局した施術なので、体内に取り込まれることはありません。しかし妊娠中・授乳中における治療の影響は、因果関係の検証実験を行っておりませんので、確実に安全とは言えません。万が一のことを考慮して妊娠中・授乳中のホワイトニングはお控えください。
中学生でもFAPホワイトニングはできますか?
一般的なホワイトニングは成人してからでないと受けられませんが、FAPホワイトニングの場合は刺激が少ないため、中学生でも受けることができます。生えたての歯を虫歯になる前に強くし、虫歯予防する意味でもおすすめです。
前歯に縞模様があります。それでも歯は白くなりますか?
FAPホワイトニングによって縞模様は薄くなりますが完全に消えることはありませんし、真っ白になることもありません。真っ白な歯をご希望でしたら人工歯を利用した治療も検討されるとよいでしょう。ただし、どんな人工歯でも自分の歯に勝るものはありませんのでじっくりとお考えください。
歯の神経を取って、黒ずんでしまっている歯にFAPホワイトニングはできますか?
治療そのものは可能ですが、歯の内部の黒ずみが消えることはありません。しかし、歯の表面が白くなることによって内側の黒さを隠すことはできるので、全体で見れば白くはなります。キレイな白さにしたいときはウォーキングブリーチングや人工歯にするのがよいでしょう。その場合、どちらの方法が適しているかを決めていただくために、歯科医師からのカウンセリングを利用されることをおすすめします。
差し歯や銀歯にもFAPホワイトニングはできますか?
差し歯や銀歯のような人工歯の色は変えることはできません。その部分を白くしたいときは、セラミックなどの白い素材を使い、新しく作り変えます。
FAPホワイトニング後、ブラッシングをする際に気を付けることはありますか?
いつも通りで構いません。電動歯ブラシやデンタルフロスなどを使っても問題ありません。
FAPホワイトニング後の手入れはどうすればよいですか?
施術後、歯科医院で歯のクリーニングなどを定期的に行い、汚れを落とす必要があります。歯は皮膚と同様、年を重ねるとともに艶もなくなり、くすんでいきます。ですから今の艶と白さを保つためにも、定期的な手入れは欠かせません。
FAPホワイトニング後におすすめの歯磨き剤はありますか?
フッ素入りの歯磨き剤をおすすめしています。フッ素入りと言ってもフッ化スズではなく、フッ化ナトリウムが含まれているものがホワイトニングをした後は適しています。現在、市販の歯磨き剤の約8割はフッ素入りですので、そちらを使っていただいても構いません。
FAPホワイトニングを受けた日に気を付けることはありますか?
とても熱いものや冷たいものを飲食するのは、控えるようにしてください。一般的なホワイトニングでは着色しやすいカレーや赤ワインなどは控えるように言われますが、FAPホワイトニングだけは制約がありません。それは歯の表面を硬く滑らかに仕上げるので、着色汚れが染み込む心配がないためです。
自宅でホームホワイトニングを併用してもよいですか?
FAPホワイトニング以外とホームホワイトニングを併用するのは避けてください。ホームホワイトニング用のFAP漂白薬を使用するようにしてください。
歯科医院でPMTCを定期的に受けていますが、そのときFAPホワイトニングを1回するとよりいいと聞きました。どのようにしたらいいのでしょうか?
PMTCは機器的な歯のクリーニングです。FAPホワイトニングは化学的にクリーニングしますので、より細かな部分まで汚れを取り除くことができます。かつ、歯質を強化し、つるつると滑らかな表面にもなるため、汚れが付きにくくなります。そのため虫歯予防効果がより高まります。ただし、FAPホワイトニングは前歯の表面にしか治療ができないため、歯全部の虫歯予防の効果を得るためには、奥歯や歯の裏側すべてを行えるPMTCと併用することをおすすめします。